●●ちゃぶ台から世界をひっくり返す●●

〜ちゃぶ台にのせるスナオな想いを結ぶ〜

ぜつぼうの濁点

目覚ましの音で目が覚めた


宿のチェックアウトに
遅くてもこのじかんには
起きなくちゃならないじかんだー


遅くても。だったが
けっきょくこのじかんになってしまった

 

カラダは疲れが残っていて
いつも気持ちの悪い朝を迎えて
まいにちじぶんと結び直しのじかんが必要なわたしなのだが
きょうはさらに気分が悪い


移動できるかなあ

 

昨夜は
あしたは
出逢った人と食卓を囲めたらいいなあ。と
いいイメージがあったけれど
そんな気分じゃない。


毎朝のことではあるけれど
きのうは出雲大社にいくのに
早起きして夜中まで動いたからか
なおさらである

 


昨夜泊めていただいたのは
アメカジのお洋服をやっている方が
経営されているホステルで
とってもオシャレな部屋だった

 

 

 

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昨夜はチェックインじかんが過ぎてから
受け入れてくださることになり
駅を降りて1分のところにも
関わらずスムーズに着けなくて
さらに遅くなってしまったわたしを
温かく迎えてくださってホっとした

 

 

 

 

宿泊の予約も
宿泊サイトからする予定がなぜか
うまくいかず、直接の予約だともう少し高いのに
宿泊サイトの値段にしてもらえたので
なんとか寝る場所が確保できて有難かった

 


ギリギリまで
ゆっくりさせてもらい
なんとか動けるまでに整えられて
チェックアウトを済ませて宿を出る

 

暑い…
きょうは39度になるとかなんとか
気をつけてと見送られたんだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 


電車のじかんまで少しじかんもあるし
涼しいところでちょっとボーっとしたいなあ。と
おもいながら駅へ向かうと
駅のすぐ近くの施設に図書館がある


一階は子どもの本コーナー

すてきな絵本ないかなー

 

 

 

ーふと目に入った絵本


ぜつぼうの濁点

 

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それはひらがなの国で
文字たちがくっつきながら
言葉たちとして存在しているのだけど

**ぜつぼう**の
*ぜ*の濁点が
じぶんの主のぜつぼうが
いつも苦しそうにしているのは
じぶんが存在しているからなのではないか?


*ぜ*の濁点のじぶんがくっついてなければ
ぜつぼうはぜつぼうではなくなり
苦しまなくて済むのではないか?


そうして、主である
ぜつぼうにここに捨てていってくれと別れるも、
ぜつぼうの濁点だったなんて
じぶんの元にはこないでほしい、やめてくれと
誰にも見向きもされなかった

 

そうしているうちに
*おせわ*がやってきて
その濁点を抱えて
えいっと湖の中にいれてしまう

そこはぜつぼうと共にかつて
何度もきた場所であって
いつもそこでも苦しんでいたぜつぼう。


湖に沈みながら
ぜつぼうはこんなに苦しかったのか。と
その想いを感じながらぶくぶくと沈んでいく


するとそこに現れた
*きほう*に濁点がくっついて
*きぼう*に生まれ変わり、湖の外へ飛び出したー

 

そんなお話しだった。

 

 


そうこうしているうちに
電車にじかんも近づいて駅へと移動し電車へ乗り込む

 

綾部が前から行ってみたいところであり
降りる予定にしていたのだが
駅が近くと同時にーなんか違うーそんな気持ちが湧いてきた

 

けっきょく
乗り換えができるタイミングだったので
綾部から乗り換えて次の街へと向かった


ずっと、描きたいと思いながら
なかなかできていなかった
現在こんな旅中なお知らせを
終点の駅までに描きあげて
ちゃぶ台に貼りつける

 

 

 

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舞鶴に着いたのはお昼前ー

 

ちゃぶ台囲めたらいいなあ。
だが、残金は250円

 

昨夜止まったところはキッチンはなくて
おむすびは結べなかった

 

はて、誰かのおうちにお邪魔するのか?

 

 

ちゃぶ台を見て
声をかけてくれるも
話すと反応がイマイチだったり
なんか、変に期待してどきどきしているじぶんがいる

 

冷静になって
駅をいろいろ見てみると
舞鶴は戦後、シベリアから戻る日本兵の引き揚げが行われた場所らしい

 

たいせつな人が帰ってくる希望をそこにみて
帰ってきた喜びや、反面どんなに待っても
出会えなかった人も大勢いたであろう、悲しみもそこにあったはずだ

 


海までいってみようー

 

 

 

 

 


ちゃぶ台を背負って
重い荷物を引きながら炎天下のなか歩く


ときどき、木陰で休みながら
どんな展開があるだろうか。と変に期待しているじぶんに
気づきながらも、トンネルが目の前にやってきた

 

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ふと、
わたしはコドクなんじゃあなかろうか?
そんな想いが浮かんできた

 

町の人に出逢って挨拶をしてもそっけなくて
この格好でいると声を掛けられることもあるのに
誰も声を掛けてくれない

 

 

 


ふむ。

 

 


今、目の前に映る世界は
起こる現実はすべてじぶんの中の世界が反映されている

そうして、宇宙は寸分の狂いもなく
今この瞬間にわたしたちののぞみを叶えてくれているんだ

 

どんなのぞみが今、この瞬間叶っているのだろう?

 

 

はっ!!
わたし、頭では誰かと食卓囲めたらいいなあ。と思ったけれど
すこし1人でゆっくりしたいなあ。と感じていたことを思い出した

 

 

世界をつくっているのはいつだってじぶんだ

 


いつもいつも、誰かを責めたくなるときも
けっきょく*じぶん*だったと気づく

 

 

…それにしたって
もい、腹ペコだ
ごはんにしよう

 


うーん
コンビニは近くにあるらしい

 


おむすび食べたいなあ。

 


…わー
知らない街でひとり
食卓、しかもコンビニのおむすびなんて寂しすぎる…笑

 

 


いや、もうこれは徹底的に味わってやろうじゃあないか。

 

 

 

辺りを見渡すと、橋に向こうに
気持ちの良さそうな水辺の木陰がみえた

 

 

あそこで食べようー

 


そう、決めると一気にじぶんから
溢れてくるものがあって
気づいてほしかった気持ちが喜んでいるように感じられた

 

 

 

さっきの気持ちはどこへやら
なんだか一気に元氣になって
コンビニへ向かった

 

 


いこうと思っていた木陰のある
公園から、ひとりのおじさんも同じタイミングで
コンビニの前にやってきた

 


手にはゴミがあってきっと公園でお昼を食べてきたのだろう

 


挨拶をすると、それなに?テーブル?と聞かれる

 


この年代の人なら懐かしがられるだろうと
ちゃぶ台です!と答えると
ちゃぶ…。?ちゃぶとか知らんねえ。と言われた。

 


話しをすると
おじさんはやはり、今
お昼を済ませてきたそう。

 

 

あそこの木陰で食べるといいよ。
食パン買って、鳩が喜んで食べるよ〜!
そうしたらいいよ。

 

 


やっぱりあそこだー
そう思い直しながら
食パンかあ。おむすび食べたいし
コンビニで食パンなんて買ったことないから
持ってるお金で買えるのだろうか?

 

 

ーありがとうございます、そうします!と答え
店内にはいり、食パンを探す

 

 

あった!
145円。これならおむすびもいけるかも?
塩むすびが100円。ピッタリだ!
よし、ゼロにしよう。

 

 


なぜか、250円ピッタリだと思い込み
レジに並ぶも途中で5円残ることに気がついた


使いきると決めたのになんだかざんねん。

 


あ、そうだ!と店内をでて

さっき出逢ったおじさんに
ご縁をいただいたからーと五円玉を渡した

 

 


公園のベンチに座り
ちゃぶ台にきのう、カフェでいただいた自家製の梅干しに
三重の島ちゃんからもらった豆味噌
大阪の下和田さんの地元鹿児島の麦味噌を並べる

 

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豊か…だなあ

 


木の葉っぱが
太陽に照らされてきらきらしている

 

全然、コドクなんかじゃあなかった
わたしが歓んでいるのがわかった

 

 

ひとりでも安心していられるのは
ほんとうはちゃんと繋がっている。って知っているから


どこかで、カタチを追いかけて
変に繋がろうつながろうとしてしまったけれど
わたしの奥底はもう一度、ちゃんと大丈夫だよ。って感じたかったんだ


コドクもほんとうは結びなんだー

 

 

 

 


そうして、いつもは
選んで食べないコンビニのおむすびへも
ありがとうが溢れてくる


ありがとうありがとうありがとう

 

 

ほんとうは、みんな意味があって存在しているよね
ほんとうはみんなそこにある愛に気づいてほしくているんだよね

 


悪者の顔して近づいてくるかもしれないけれど
ほんとうはたいせつな宝ものを奥に潜めてる

 

ちゃんとそこを見つけてあげたら
歓んでいのちになってくれるよ
愛に還っていくよ


みんなみんな、悪者だ!って叫ばれたいんじゃあなくて
そこにある愛に気がついてほしいだけ


悪者だって指さされるより
君も愛だったんだね。って言われたら嬉しいじゃない
わたしたちがそれに気づいてあげるだけ
気づいてちゃんと愛に還してあげる

 

 

食べるという行為は
本来、いのちを結びゆく営み

 

だから、共に食べるという行為は
生きてほしい。共に生きよう。という願いと祈りが根底にはあるはずだ

 

そんな、神聖なことを
たくさんの人と重ねさせてもらえて
なんと歓びのあるしごとをさせてもらえてるんだと
これを書きながら感謝が溢れてきた

 

 

ありがとうありがとう

 

たいせつなたいせつな食卓になった、ありがとう

 

 

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食パンの穴からの世界ー

 

 残金0yen

なんのあてもなく滋賀へ向かう

でも、心は豊かーさて、どうなる?!